WWW上におけるリソースに関する情報を記述して有用な情報の探索・発見に役立てる目的で作られた。 特に、Webページの作者など専門家でなくとも簡単に記述できることを目指して、簡易なメタデータを作成するとの意図から作られたため、必ず記述しなければならない必須項目や、各項目の記述順序は無く、同一項目を複数回使用することも自由である。
国際標準では、 2003年に ISO 15836及び NISO Z39.85となり、日本工業規格ではJIS X 0836:2005『ダブリンコアメタデータ基本記述要素集合』として規格化されています。
その基本語彙は以下のとおりで、ドキュメントやスプレッドシートなど文書情報だけではなく多様なコンテンツに当てはまるものとなっています。
タイトル・表題 (Title)
作成者 (Creator)
キーワード・主題 (Subject)
内容記述 (Description)
公開者・公表者・出版者 (Publisher)
寄与者・貢献者 (Contributor)
日付 (Date)
資源タイプ (Type)
記録形式 (Format)
資源識別子 (Identifier)
出処 (Source)
言語 (Language)
関係 (Relation)
時空間範囲・空間的範囲・時間的範囲 (Coverage)
権利管理 (Rights)
このガイドラインの目的は文書を完全にデータとして流通させることで、それによってDX推進を図るというものです。ソフトウェアで処理する際の基本的な項目がここに「文書情報流通基本要素定義」としてまとめられています。そのため、情報システムを意識した形で書かれています。また、これらは基本的な項目であり導入する情報システムやその目的、対象となる業務によって検討が必要であると述べられています。
これらの要素はダブリンコアを参考にして作成されているそうです。
※文書情報流通のための基本要素定義ガイドライン_第1.00版公開(https://www.jiima.or.jp/info/bunshoryutsu_20231027/)
このガイドラインには「行政文書ファイル管理簿」の様式が掲載されています。
行政文書ということになっていますが、企業にもこの項目は文書管理の視点から、ほぼ利用できます。項目名もダブリンコアのように全てのコンテンツに当てはまる言葉で記載いるわけではなく、文書管理でなじみのある言葉になっています。
※様式例に記載されている項目
作成・取得年度等
分類(大分類、中分類)
名称(小分類)
作成・取得
起算日
保存期間
保存期間満了日
媒体の種別
保存場所
管理者
保存期間満了時の措置
備考
※行政文書の管理に関するガイドライン(令和4年2月7日内閣総理大臣決定)https://www8.cao.go.jp/chosei/koubun/hourei/kanri-gl.pdf
■Excelで作ったフォームをそのままワークフローにできるワークフローシステム
・コラボフロー カンタンで誰でも使いやすい高機能ワークフロー https://www.collabo-style.co.jp/
文書コンサルティング/石川
組織の知カラとは?
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