保存年限表の確認
組織としてその文書がいつまで必要かどうかを考えます。
「ナレムコの統計」をご存知でしょうか。
一般的にオフィスワーカーが見る文書は、その99%が1年以内のもので、つまりは、1年以上経過した文書はほとんど見られないという統計です。
これは、必要度を考えるときに参考になる視点です。
研究や技術開発などで作成した研究資料、技術資料やデータなどは、ナレッジとして重要かどうかを判断します。分野によっては、古い研究資料の利用も必要な場合があります。
また、営業やマーケティングで作成した資料においても、提案書やマーケティングデータなどをナレッジとして利用する場合もあります。
業務では必要ない、ナレッジとしても現在は利用しないなどの資料でも、歴史的価値のある資料も存在します。
企業文化に関わる資料、過去にその企業が大きな判断をしたときの一連の資料、創業時の資料などがこれにあたります。
企業における歴史的価値のある資料は、過去の失敗の記録を生かしたり、社会貢献を担った学術プロジェクトにするなどその利用価値に広がりを見せています。
これらの資料は、そのまま業務部門には置かず、社内のアーカイブス組織(史料室、アーカイブス、社史編纂室など)に移管し管理してもらうのがよいでしょう。
文書コンサルティング/石川
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