猫は猫
ライオンはネコ科の動物の中でも群れを作って行動する社会性のある動物です。協力して刈りを行い、仲間で子育てをします。私たちが絵や写真で見かけるライオンも「ライオンファミリー」像が多く、お母さんと子どもたち(たまにお父さん)の構成が多いですね。
なぜ、ライオンはネコであるにもかかわらず、高い組織力を持っているのかが不思議です。私の知る限りの猫たちはいつも勝手にしていて、お互いにそっぽを向き、社会とか組織とか一番関係のない動物のように見えます。「猫は気ままでいいな」とかよく聞く言葉です。
ライオンの組織力や社会性は、狩りを成功させる、子育てする、縄張りを守るなどという効果があるようです。人間で言うところの、組合(農協・漁協)、自治体(保育園)、国家(防衛)などと同じような役割をしているようですね。
この写真は動物園のライオンをガラスの下から撮ったものです。そして、ガラスの上からカリカリと爪研ぎの動作も見せてくれました。だから、ガラスが汚れちゃっています。全くしょうがないですね。大きいけれど丸くてカワイイ肉球や、ぺたんとガラスに貼り付いたお腹を見ていると、やっぱりライオンさんも猫は猫でした。