■簿冊型
穴開け式のバインダーに文書を綴じ込んで、キャビネットには背表紙を見えるようにして配架し整理する方法です。
・利点 文書がばらばらになりにくい。文書の順番が固定しやすい。
・欠点 リングやパイプなどのとじ具があるので、出し入れがしづらい。
文書に穴を開ける必要があり、文書中の文字が欠ける場合がある。
文書の量に関わらず背表紙の厚さで場所を取ってしまう。
ファイルを廃棄する時に、留め具の素材が異なり、分別を必要とする。
・向いているもの 帳票、コンピュータのアウトプット用紙
文書を立ててファイルに入れ、見出しをつけるバーチカルファイリングは、文書の管理方法として、大変優れています。1892年にアメリカで考案され、依頼欧米で採用されてきました。日本にも戦後、この方法が持ち込まれて来ています。
・利点 検索しやすい、後から発生した文書を途中に差し入れしやすい。
・欠点 文書の量に関わらずBOXの幅で場所を取ってしまう。
・向いているもの ほとんどの文書
※恥ずかしながら自分のこと
私が初めての会社に入社した当時は、ファイリングなど教えてくれる先輩がいませんでした。(ちょっとバンカラな技術系の会社でしたし)なので、先輩の紙の綴じ方をそのまま真似して行っていました。そのあとにベンチャー企業に転職しさらに文書の整理のルールを学ぶことからら遠ざかってしまい、ふと、「仕事のマナーってこれでいいの?」と疑問を持ち、秘書研修に行って初めてバーチカルファイリングを知りました。
※文書の分類について
紙文書の場合は、文書の分類を物理的な形状に対応させます。例えば、キャビネット→段→BOX→個別フォルダー の順に分類が詳細化していきます。
コンサルティング事業部/石川
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