壱岐坂
東京にはたくさんの坂があります。映画「君の名は。」でも四ッ谷の坂が象徴的に使われています。
職場のある文京区にも「壱岐坂」という坂があります。本郷から白山通りまで緩く下った坂で、歩きであれば坂を意識することがないくらい。でも時折会うランニングをしている人は多少息を切らしていますから、この長くて緩い坂は結構いいトレーニングになるかもしれません。
坂の途中の緑地に、壱岐坂を説明する碑がありました。壱岐坂の名前は、この地にお屋敷のあった小笠原壱岐守という大名の名前からとったそうです。
坂を意識し始めると坂についての歴史を解説した本やHPが目に付くようになりました。これらの歴史に係わるトピックをGoogleマップなどにプロットしたものもあり、現代の場所に重ねあわせて新たな発見ができそうです。デジタルアーカイブのシステムでも時間軸(年表)と空間軸(地図)の機能を最初から備えたものもあります。データの見せ方として、これらはとてもわかりやすい方法だと思います。