ドーム型建築
この天井は、先日マラソンに参加した印旛日本医大駅のものです。駅の改札付近から見上げた天窓で青空がよく見えました。とても開放的で明るい印象を受けました。
このようなドーム型は、屋根の重さをその面の内側に沿って下へに伝えることができるそうで、柱などが必要なくなり広い空間に使われることが多いそうです。確かに昔の建築にも多くあり、ローマのパンテオンは二世紀のもの(古い!)だそうです。広いスペースの確保、高い天井、丸い形などから荘厳な雰囲気も醸し出されますから神殿などに多く使われたようです。
現代の建築においては様々な方式が開発されているようです。東京ドームはエア・ドームという方式で空気圧で自重を支えていることで有名です。また、1947年に考案されたというジオデシック・ドームは、正三角形の部品を組み合わせて球面を作成します。大きな建築物をシンプルな部品でくみ上げていくやり方はみている人にも何かできるのではないかという大きな可能性が感じられます。そのためか、個人レベルで作成されたものも多いとのこと。このやってみようと思わせるパワーはどこにあってどうなっているのだろうと考えてみたくなりました。