シェフレラ
歩道の植え込みにシェフレラがあるのに気づきました。シェフレラはカポックとも呼ばれ、大きく仕立てたものなどは、オフィスのエントランスや室内などでよく見かけます。観葉植物は南方の出身が多く日本の冬はとても厳しいはず。だから、外に置いたままにしたりましてや地植えではなかなか育たないはずなのに、このシェフレラはとても大きくなり、この寒い季節にも新しい葉も出して元気です。
観葉植物の中でシェフレラに限ってはよく外で見かけることが多く、鉢植えを外に置いたままにしてあったり、土に鉢ごと埋められているのも何度も見たことがあります。推測するに、室内で育てていたものが大きくなりすぎて手に余ってしまい、外に出したり、土に埋めることになってしまうのかなと。しかし、そんな過酷な状況にも係わらず、シェフレラはそれに適応してさらに成長していくようです。
挿し木や取り木など比較的簡単に増やすこともでき、幹も柔らかいため様々な形に仕上げることも容易で柔軟性もある植物です。どんな状況でも受け入れてそれなりに対応し増殖を続けているシェフレラに変化の大きい時代に生きる私も見習うことがたくさんありそうです。