花芽
あと1ヶ月と少しで桜の季節になります。こうして、遠くから枝を見ても、もう桜の花芽がわかりますね。枝や枝先に小さい膨らみが見えます。
植物の先端には生長点があり、そこは細胞の活動が盛んで新しい葉をどんどん作り出しています。通常は、葉であるところがある条件下で花となる花芽となるそうです。この条件が整わないと花が咲かない、葉っぱばっかりになってしまうとのこと。日照時間などが主に関係するようです。(朝顔を夜でも明るいところに置いておくと咲きにくいとか)
成長点は茎や根の先端に存在するところ、それらが別の機能に分化するところは、組織の成長と似ています。お客様や社会に触れる部分は常に変化を余儀なくされて、場合によっては別の機能に変わります。小さいことでしたら、同じお客様で異なるお仕事をいただいたりして、組織でそれを柔軟に受け止めて体制変更して対応したりすることもあるでしょう。通常の業務からでも対応に柔軟性があればある程度は成長(変化)することもできますね。あるいは、この現象の発生を見込んで外界との接触を増やしたり、刺激を与えたりして成長点を増やそうとする取り組みも考えられますね。