漬け物レシピ
実家に帰ったとき、外食をしたとき、コンビニでお弁当を買ったときなど、必ず漬け物がついてきます。これは外食での漬け物の盛り合わせです。色とりどりでとてもキレイ。いろいろな種類が少しづつ盛り合わさっています。
食材と漬け込み材料と漬け込み方の組み合わせで多様な変化があり、それがの種類の多さにつながります。保存性も高いのでとても便利な食品です。
歴史のある料理ですから、レシピもそれだけたくさんありそうです。古い資料では、天保7年(1836年)に発刊された、小田原屋主人の「四季漬物鹽嘉言』があり、レシピを図解で掲載しています。この資料は、インターネット上の国立国会図書館のデジタルコレクションや国文学研究資料館の「古典籍データセット」で全ページを見ることができます。
最近は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)と大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館(国文研)の「江戸料理レシピデータセット」が現代に置き換えられ、あのクックパッドに掲載されています。今回は卵料理が対象になっていて、卵の漬け物(ピクルス?)である糟漬卵(かすづけたまご)が含まれていました。材料は、卵、酒粕、酒の全て適量!(なんと)作り方には、現代語の他に原文の掲載されていました。
古い資料からのレシピは、現代の私たちの新しい発見につながりそうです。
■これは試したい!クックパッドで江戸時代の料理本レシピが公開「江戸料理レシピデータセット」