偶然がもたらしたよいこと
新宿のショッピングセンターの小さなギャラリースペースで黒い彫刻が展示されているのを見つけました。
よく見たら、焦げているような。。??となっている私たちにギャラリーの人が来て説明をしてくれました。数年前アトリエ火災が発生し、保管されていたアートが焼けてしまったのだそうです。残ったアートも全て焼け跡が残りました。でも、この偶発性がアートに新しい魅力を加えることになり、新たに展示されることになったそうです。
アトリエ火災で作品が焼けてしまったらとても悲しい大変なことなのに、この作家はそれを受け入れて、新しい魅力を見出すことができたのですね。
検討した計画どおりに行かない時、計画と現実のギャップを見直すことを仕事上習慣的にやっているせいか、こだわり続けちゃったりして。現実を受容する大きさも必要なんだと感じ、未だ人生勉強中です。
※こんのげん個展「Universism -今はない-」ルミネエストで5/7まで