昭和の時代、デパートの最上階のレストランや街の喫茶店に、お金を入れると占いが出てくる器械が置いてありました。当時の子どもたちは、興味津々でやってみたい思いに駆られていましたが、親たちは容易にはOKしてくれませんでした。子どもが複数いたらその分やらなければならないし、きっと次もってせがまれるに違いないと思ったのでしょう。子ども頃、あれほどやってみたかったこの占いですが、今なら、そんな大人の気持ちがわかります。

先日行った居酒屋さんにこれが置いてあるのを見つけました。「今時こんなのがある！」と大盛り上がりでしたが、よーく見たら、上面のところに注文とか呼び出しボタンがついていました。呼び出しボタンに占いオプションがついていたと新型の器械だったのですね。

昭和の子どもたちには引っかけ問題でした。懐かしさを友人と共有させてもらいました。