ヒプノシスみたいな
横浜みなとみらいにあるオブジェです。このオブジェの名前は、「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」というそうです。
この景色、まるでヒノプシスみたい。ヒノプシス知っていますか?
ヒノプシスは、1970年代に活躍したイギリスのデザインチームの名前です。当時の音楽メディアはレコードでしたが、そのカバージャケットを多くデザインしていて、音楽ファンに親しまれた存在です。現在は、音楽の入手はダウンロードで行われることが多くなり、ジャケットデザインはスマートフォンの画面の中で小さく表示されます。レコードの時代は、音楽コンテンツそのものだけではなく、ジャケットデザインもとても重要でモノとしての価値を高めていました。
ヒプノシスのデザインは、その音楽コンテンツのイメージをさらに膨らませ、相乗効果を持たせるようなものでした。1970年代のイギリスアーチストの作品に多く使われていますが、日本でも80年代に発表された松任谷由実の「VOYAGER」というアルバムを手がけています。
有名で影響力のあったデザインチームであっただけにその活動を記した図書も発行されています。
※ヒプノシス・アーカイヴズ http://ototoy.jp/news/80179
あらためて、この本を探してみたいと思いました。