「TAGET №357」展
武蔵野ふるさと歴史館で開催中の「TAGET №357」展に行きました。
№357とは、太平戦争時代にアメリカ軍から見た日本の攻撃目標です。現在の武蔵野市役所が立てられた土地には、かつて中島飛行機武蔵製作所があり、飛行機のエンジンを製作していたことから、攻撃目標になりました。
中島飛行機については、三鷹には研究所があり前橋にも工場があり、研究者による研究がそれぞれに進められており、戦争遺跡の中でも関心の高いものであるようです。
展示には、弊社の米国事務所が協力した米国国立公文書館の資料、そして日本側の資料のたくさんあり、中島飛行機の社内文書なども展示されています。また、アメリカ軍が撮影した動画も見ることができ、飛行機から撮影された多摩地区が映されています。その動画には多摩地区の画像と重ねて、場所の説明がありどこが映されているのか知ることができました。しかし、次のシーンではアメリカ軍が爆弾を大量に落とし下の土地に爆発の煙が次から次へと黒い丸で上がってくるのも見え、破壊されていく恐ろしさを間のあたりにしました。
こちらの展示は、12/28までの開催です。
場所は中央線武蔵境駅から線路沿いに西にひたすら歩きます。
線路高架下には、その場所を生かした新しいカフェやお店があり、私はそれを見ながら歩くのは大好きですが、歩くのが疲れてしまう人にはコミュニティバスの巡回もあります。