巻絹の増殖
この巻絹は、最初は大きな親の周りに一重の子どもが出来ているだけでした。親から子を引き離し、植え替えて数ヶ月、孫が大きくなってきました。来春は、さらに孫を引き離してひ孫を増やそうと企んでいます。
こういった、相似形の増殖の仕方をする植物にはいつも見とれてしまいます。この植物も花が咲いて種が出来て、増えて行く方法も持っているのでしょうが、もっと早い増殖方法で次々に土を覆っていきます。横に伸びていく草花と少し似ていますが、最終的には子どもたちが個体と引き離され、独立していくのを繰り返すところが見ていて面白いです。
部下をを育てるのがうまい上司に似ています。