キモッコウバラの成長
杉並区が管轄する神田川沿いの歩道のキモッコウバラが盛りを迎えていました。
キモッコウバラは、バラの種類でも早く咲く花で一般的にバラの季節とされる前に満開を迎えます。そして、このキモッコウバラは柵を越えんばかりで川の方に張り出しています。
このバラですが、実は根元を見ると鉢植えになっています。推測するに、昔誰かが鉢植えを川沿いの遊歩道の端に置いたのでしょう。鉢は直径が50cmもないプラスチック製ですが割れていました。こんなに大きなキモッコウバラですので根はそれ以上となっているのだと思います。植木鉢の穴から下の地面に入り深く広く根を張っているに違いありません。多分、鉢は必要なくなっているかもしれませんが、無理矢理取ったら何が起こるかわからない、近所の人も杉並区役所も(多分)大事にそのままにしているのはないでしょうか。
植物が、それなりに環境に適応して大きくなっていく姿はいつ見てもスゴイなと思います。