植物細密画
長野でこの展示を見てきました。
実寸で描いたこの細密画は、きれいなばかりではなく植物の機能的なところが細かく描かれていて、一見気味の悪いようなところもあり、とても興味深く見ることができました。
チューリップなどの切り花になるような植物を題材にしたものも多くありましたが、この写真のように、根や虫食い部分まで描かれていて植物の生物としてのリアルな姿を感じることができます。実寸のため、葡萄の木などふすま絵以上の大きな作品もあり迫ってくるものを感じました。
植物個体についての細密な観察は物事に対する見方の深さを教えていただいたと思います。
■かんてんぱぱガーテン「野村陽子植物細密画の世界」