芦花公園の文学館
同じ沿線の芦花公園駅に世田谷文学館があります。
文学館というと美術館や博物館と比較して、展示されているものが原稿や本ですから、見るというよりも読んで歩いていく感じです。
現在は、『澁澤龍彦 ドラコニアの地平』が開催されています。
知らないわけではなかったけれど、今までよく知ることのなかった作家でした。展示室を歩き、読み進めていき最後には1冊の作家についての解説本を読み終えた感じになりました。
この作家は、婦人雑誌にも記事を連載して、70年代の婦人雑誌は今よりももっと社会へ視点を向けて発行されていたように感じ、とても印象的でした。